FC2ブログ
0812345678910111213141516171819202122232425262728293010

冒険の書 後編

日が空くと段々あの時の興奮ってやつが鈍ってきます。
急いで後編を書いておかねば。


やっとこさの思いで青山高原道路の入り口までたどり着いたわたくし。
ここで秘蔵の(?)ワンセコンドBCAAを投入する。



これ飲むと、ゾンビも途端に元気になるんやで!あれ?違う?
今からが本番なのに、脚はかなりオツカレ状態・・・
足付かずに上れるのだろうかと一抹の不安を感じつつ、とりあえず出発。

斜度も距離もどれくらいあるのかサッパリわからないので
とりあえず軽めのギアで地味~にのぼっていきます。

T店長が言うには、大台スカイラインよりはしんどくない、らしい。
インナーローならいけるやろ!!
と気合を入れなおす。


辺りを見渡すと、下界とは違う高山性の植物が増えてきました。

標高を感じる

段々とゴールが近づくのを感じてニヤニヤ

一人でニヤニヤしながらハァハァ息を荒げて坂を上ってくるローディーとか
ちょっと気持ち悪いですね。(しかも激遅速度)

高いところにきて気持ちが段々とハイになってきたのか
人がいないのをいいことに

ハァハァ・・最高だ・・・ハァ・・スバラシイ・・ヒョゥ・・サイコウダァァァ~~~・・

とか結構でかい声で叫んでいました。


いいんです。旅の恥は掻き捨てって言いますからね。
誰にも見られなくてよかった。


半分ゾンビのようになっているオツカレボディでしたが
dualちゃんのあふれんばかりの優しさで、
なんとかインナーローならぐるぐるできるレベルを維持。

T店長仕様のノーマルクランクで、いつもよりギアが重いのに
インナーローなら許して漕がせてくれる。
さすがマッスル紳士

これがCARRERA先生だったら・・・
アッ・・なんでもありません・・ごめんなさい



慌てず焦らず、脚をぐるぐる回し続けていると、
ふいに道の先に空が見えました。

空へ

あれはもしや・・!!


着いた~~~~!!!!


ついた

山と平野の向こうには伊勢湾が見えていました。
期待通りの、正しく、絶景。


最高でした。


風を感じながらしばし休憩。
やっとたどり着いた、という達成感に胸をじんわりさせながら食べたあんぱんは
やはりとても美味かった。

目が離せないほど美しい景色に、このままずっと浸っていたいところですが
日没までに家に帰らなければなりません。

名残惜しさを振り切って
さらば、青山高原。


再び道へ漕ぎ出すと、先程見た景色とはまた違って
風力発電の白い羽根たちが見えてきました。

白い羽根

シュインシュイン~と高めの音を立てながら
でっかい羽根がぐるぐる回っています。

もっと、ゴゥンゴゥンゴゥンみたいな派手な音がするのかと思っていたら
意外と静かなものでした。

でっかいな

すぐそばを通る場所もあって、迫力満点。

途中、空と道が重なり合う景色に出会って思わず足を止める。

尾根筋

右の奥の方に見えているのが伊勢湾です。
ワイドパノラマで撮ればよかったな~

しばし尾根筋をアップダウンしながら、時折見える絶景と青空を楽しみました。

楽しみました、とはいうものの、この頃すでに脚は売り切れ
アップダウンのこの、「アップ」が曲者なんです。
ほんの少し上り勾配になっただけで、ナメクジ速度に・・・。


なんとかアップダウンをクリアした後は、南長野まで一気に下ります。
青山高原道路の東側は、九十九折りの急勾配の道が延々続き、
下っているのもブレーキで上腕が痛くなってくる程でしたが
何人か上ってくる自転車とすれ違いました。

普段からこれを上っていれば、相当強くなれそうです・・スゴイ。


国道163号に入って、長野峠の先、新長野トンネルまではゆるい上り。
ゆるい・・といっても、売り切れの脚にはすごい上りです。

瀕死になりながら長野峠を越え、なんとかトンネルをクリア。
本当に瀕死でした。つらい。

戻ってきた

いや~いい天気だ。

いい天気なんだが・・・

如何せん脚が重い・・・。


しかし、この旅は青山高原を上ることだけが目的ではありません。

ダイ部部長、ちゃんとご褒美(ランチ)も用意してあるのです!!


が、ご褒美ポイント、伊賀上野でランチをするためには
計算では、1時半にはお店にたどり着いておきたいところ。

1時半にたどり着けなかったら、コンビニ補給でランチは無し
と固く心に誓う。

トンネルを越えて、伊賀上野まではゆる~~い下り基調ですが
せめて25km/hくらいはキープして走らないと間に合いません。

この先

ガッツリ向かい風。


くっそ~~~~天気予報で見て知ってたけど~~~~くっそ~~~~~



食欲だけを燃料に、向かい風の中をひたすら漕ぎ漕ぎ。

舗装も景色も綺麗で、車も少なくてとっても走りやすい良い道・・・なんですが
楽しむ余裕はなく、ひたすら無心で漕ぐ。

いや、ほんといいところなんですよ。
無心になりつつも

「まじで伊賀いいところだな」

と感情のない声でつぶやくくらいいいところです。


そして、

13時29分 


滑り込みセーフで到着ッッ!!!

特大サイズの

これですこれ。

この、黒~いデミグラスソースが食べてみたかったんです。

本日のご褒美
レストランito のオムライス。

この黒いソース、ほんのり酸味があって、濃厚なのに意外と後味があっさり!
とってもおいしかったです!


ちなみに、写真ではわからないと思いますが
顔ぐらいの大きさのある、ベリービッグなオムライスなんやで・・・

デカ盛り系の店って知らなかったので
普通にレギュラーサイズを頼んでしまいました。

お値段も750円?くらいだったので、まさかこんなにでっかいとは思わず
玉子の下には、トマトの酸味が効いていたケチャップライスがこれでもか!ってくらい入ってます。
ごろっと大きいジューシーな鶏肉も入っていて、量が多くても大味じゃないところがスバラシイ。

ライスがぺちゃっとしているともっと辛かったと思いますが
飽きることなく最後までおいしく食べられました。


ダイ部のメンツにかけて、お残しは許されまへん・・・

K I A I で完食



こんだけ走った後なのに、最後の2口が結構辛くて
しばらく胃をさすりながら皿の上のライスを睨み付けてました(笑)



さあ、あとは家に帰るだけです!!

家に帰るには~~?

山を越えないとあかんのやけどなぁ~~

たっぷりオムライスを補給したので
きっと大丈夫・・と自分に言い聞かせて出発。

山添村~布目ダムを通って、最後の難関、水間峠を越えれば終わりです。


終わりなんですが、
この山添村が曲者でした。

長野峠では、瀕死って書きましたが


山添村の上りは、もはや死んでいました。


上っても上っても終わらない上り・・・
これが、真に脚が売り切れたというやつなんですね。

どんなに頑張ってもインナーローしか回せず

サイコンの表示はずーっと 時速8km 


そのうち調子のよくない右の股関節が痛み出したので、
万が一のために持ってきたバンテリンの軟膏を塗って何とか漕ぎ漕ぎ。
あまりにしんどくて、半泣きでしたが
絶対に自力で家に帰るという意地と根性だけを頼りにひたすら時速8kmで進みます。


それでも逆に言えば
どんな勾配の坂でも、インナーローなら辛うじて回せたというのは
やはりdualという自転車の持つ力だと思います。
すごいなぁdual。ありがとう。


dualちゃんに何とか運んでもらい、ひょろひょろとたどり着いた布目ダムには
皆の補給ポイント布目の里があります。

ちゃっかり季節限定のいちごみるくを補給。

いちごみるく

フローズン苺?をシェイクにした感じかな
シャリシャリして甘酸っぱくておいしぃぃ~~


あとはダム横の急勾配の坂と水間峠をクリアすれば
通りなれた平城旧跡を抜けて家まで帰るだけです。


17時40分頃

無事に帰宅。



長い長い冒険の一日が終わりました。



走行距離は惜しくも190.2km、獲得標高3308m

正しく、今の自分の限界にチャレンジできた一日だったと思います。


我ながらがんばった!
次はどこ行こうかな。


おしまい。




↓褒められると伸びる子なんで!ぜひぽちっと!
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

スポンサーサイト

コメントの投稿

secret

COMMENT

すごいすごい!
頑張りましたね〜。ご無事の帰還、何よりです(^O^)
ヘロヘロになったのは、きっとおやつが足りなかったのよ!(^O^)/
それにしてもきれいだなぁ〜♡

Re: タイトルなし

>silverさん
完走することが目標だったので、自力で帰ってこれて良かったです(^▽^)

ハッ!おやつが足りなかったのか!!
なるほど・・
ダイ部あるまじきですね。
次はおやつもしっかり補給するようにします♡

プロフィール

cero

Author:cero
2014年8月
 ロードバイク納車。
2015年9月
 初MTB SDA王滝
2017年9月
 ブルベ初参加

先生:CARRERA mamayama
師範:DE ROSA NeoPRIMATO
相棒:Cannondale SCALPEL
出没地:関西

*****
[read more]を押すと続き(全文)が読めます。

走行記録

■ 年間
*2015年*  8799.81 km
*2016年*  10597.87 km

*2017年*
□ 1月  595.46 km
□ 2月  450.92 km
□ 3月  896.96 km
□ 4月  1015.39 km
□ 5月  1311.07 km
□ 6月  1115.50 km
□ 7月  842.44 km
□ 8月  1188.27 km
□ 9月  411.67 km

カレンダー

08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

リンク

***